枚方総体5000m 福岡国際への所感

今シーズンのマラソンはどうやら苦しくなってきた

福岡国際マラソンの記録は2時間25分以内で80人となったが
果たして2時間23分の記録しかない
端切れの私がそこに滑り込めるかどうかは微妙だ

素直にそう思う
昨今の福岡国際で160~180番のゼッケンで
60番くらいからスタートしていたので
招待選手を除いても福岡国際マラソン組でせいぜい
私は100番越えが関の山だ

私の生涯30回福岡国際マラソンに出場し続けるという
聖戦への巡礼修行もこれで途切れたというわけだ

働きながらいろいろと自分をだまして犠牲にしつつそこに逃げ込んでた犬小屋が火事になったというわけである

それであれば明日からは現実と向き合えるか?というと
もう向き合えないほどに強大で強く激しくそびえたっている現実の壁の前に
無実のユダヤ人としてただただ嘆くだけである

もう
逃げる場所というか
唯一無二の聖戦として守り続けていた自分の自己倫理は壊れました

流石にメンタルにダメージが大きく
立ち直れない日々がつづきましたが

まぁ、しかし
競技場にどうせ通っています
私の価値を意味づけられる場所はどっちにせよ
人と競い合うことにしかなかった

戦って戦って
強い奴には負けて弱い奴には勝って
勝手に買って
勝手に負けて

意味のないヒューマンディグニティーの意味のない戦いを繰り返すしか私にはありません。

私の史観ですが
私はこの世に神様がいるとは信じてはいませんが
ストーリーテラーが存在していると信じています
誰かがこの世界を観察し続けていて

おもろくなるように絶対に操作しています。

量子力学の世界ですね

例えば素粒子は、人が観測することでしか一定の動きをしません
人類の歴史はすでに結論を決められた世界の上で成り立っているというわけです

私はそのストーリーテラーに対して
この運動に不釣り合いで、才能のない私の体を駆使して
フルマラソンを自分のメイン事業として確立するために
ストーリーテラーに訴えなければなりません
人類はなぜ戦うのか?
もともと弱かったら強くなるべきなのか?
もともと遅かったら速くなることに意味はないのか?

ノーベル文学賞を取りうるような主人公を
陸上で探すことが最近の私の生きがいです

本日は枚方総体で5000mに出場しました

先週は長居競技場で5000m
15分34秒もかかってしまい
暑さのせいにしていました

本日の枚方は朝方は涼しかったのですが
スタート時点では32度ほど
思い切り涼しくはなったのですが
あとは体調の問題です
9月に入るかそのぐらいのころは思い切り体調がよく
3000m8分だいは楽に出せる状態にしあがっていました。

が、バイオリズムがあるのか
そうやって調子づいてる時期にたくさん大会を入れるので
9月中旬は大会密になり
結局本日も体調はそれほど良くないです

調整が最も難しい
15歳から出ている5000mですが
20年たっても相変わらず苦手です

本日はペースメークできるメンバーも競合におらず
2000mくらいから一人で3分05くらいで推しだすのですが
調子が下向き傾向にあり伸びません

ヒラマスのチームメイトのナガムラ君に最後交わされてしまい
15分50くらいもかかってしまいました

先週から絶賛下り基調です。

そういうようになかなかうまくゆかない・・・・
本当に悔しいですね

走れないことがこんなに悔しいのか

フルマラソンを72回走り
こんなにもあの距離へ、あこがれるの私の愛が、

確かだったとは、無くしてみて気づきました

嘘でもいい
はったりでもいい

ただ、陸上だけには振り向いてほしい
どうしても平和台の競技場にみえる
「緑色の光」を私は捕まえたい

20年以上
恋焦がれて捕まえ切れていない光だ
それは優勝することでもなければ自己新でもなくて
何をすれば手に入るかわからないが
挑戦するたびに私の中に見える緑の光だ

今年はないかもしれない
いやないだろう

それでも良い
ゆっくりと来年に向かって

この小さくて弱いボートを漕ぎだそう

明日はきっと
今日よりもっと早く、強く走れるはず
そして

あの先に「ある」

光にいつかたどり着きたい

意味のない
意味のある

私が13年間、会い続けてきた
最愛の恋人に送る

今年は君に会えないかもしれない

だが

俺は永遠に君に会うことを求める

この肉体に
二本の足と、一つの魂が活きている限り

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