アワイチ(淡路島自転車1周旅)

陸上部として中長距離に特化して自分身体でいろいろな方策を人体実験し報告するのが
この私の事業運営方針ですが

なんちゃって歴史家として旅をすることも次なる私の趣味です
その活動と非常に相性が良いのが自転車旅です

自転車の良い点は
①移動速度の速さにより活動量を増やせる
②長時間活動もマラソンに比べれば楽でダイエットになる
③電車に乗せたり、船に乗せれたり非常にモビリティー

このようにマラソンだけではできない行動範囲を広げることができます。

今回は
西練メンバーの
故障組のマツオくん
60歳、越えで自転車にはまったブンタさん
私と同じような旅ブログ好きそうなフジタ君

といった4人で行きました。
淡路島は水雫型の島で関西側からのアクセスは2通りです


①明石海峡大橋を渡る
②明石駅からジェノバラインに乗る

今回はあえて自動車で明石海峡を渡らずに、ジェノバラインでJR明石まで輪運からの船旅を選びました
船から淡路島に上陸というのもなかなか旅感が出てよいものです
JR明石駅で臨運してきた自転車を組立て1キロほど自走してジェノバライン乗り場へ向かいます。
ジェノバラインでは自転車を解体せずに船に載せることができます

ジェノバラインで淡路島 1時方向位置の岩屋に到着
これから1周150キロほどをこぎ倒します!

まず第一ステージという事で洲本まで34キロを一気に南下しました
この区間はきれいな海岸線を左手に海沿いの平地が広がります
多少車は多めですがそれでも市内より走りやすく楽しいです

第2ステージは島南部の密林地帯を超えて、南部の海岸線のモンキーパークまで20キロほど
標高がある程度高くなります
立山水源郷といういわゆる「謎のパラダイス」という看板がMAX標高になります

標高的には170mほどのようです

ここから下りましてこの島でも特に指折りの景観が見れます
私は「百坪の海岸線」と呼んでいる
高速道路や一般道路から離れているため自動車もほぼいなくなり自転車だけの海岸ライドを楽しめます

モンキーパークで自販機エイドを済ませたら
第三ステージ 次は道の駅うずしおまで34キロを進みます

この区間も最大標高はありませんがアップダウンを繰り返すなかなかつらい区間になります。
今回はうずしお駅にたどり着く前に一度福良の道の駅で休憩としました

この時点で13時を超えています
全員熱中症気味でペースも落ちてしまいました

コンビニ休憩がこれで3度目ですが、すでに2Lの水を3回買っています
それだけ汗も出ているということでしょう

汗をかきすぎると次は浸透圧が下がってしまい、汗をかく機能が落ちて
身体が機能障害を起こし始めます。ここいらで塩飴をマツオ氏が配給してくれました

さて、いったん発汗機能は戻りましたがそれでも足りない成分があります

カリウムです!ね

私もウルトラマラソンに挑戦する過程で何度も必要性に気付いた成分です
浸透圧維持するためにカリウムも摂取しないといけません

最もカリウムの含有量が優れていて人間が吸収しやすい量を含むものがバナナです
人間がサルだった名残でしょうね・・・

そして道の駅うずしおに到着しました。
ここに寄る理由の一番は淡路バーガーを食べるためです

が、熱中症のせいで食欲が全くわかない!
後半の体力を維持するために義務的に食べました
仲間三人もこの時点でほとんど会話できないほど意気消沈
熱中症でパーティーは壊滅寸前です。。。。
果たしてこの旅を続けられるのか?
あと半分もあるけど本当にゴールできるのか?
何でそもそもこんな暑い時期にアワイチなんてやろうとしたんだろうか?
エアコンで涼む車の連中が憎い!憎い!いや、うらやましい!!

そんな思いが各メンバーの表情からうかがえました

さて
半周をしてしまったのだから、やめるにしても何をするにしてもどうせ戻るしかありません。。

ここで85キロ残り65キロ以上あるはずです
第4ステージは淡路西側の中間地点 
できれば洲本の西側まで30キロ進んでしまいたい

アップダウンがようやく無くなり海沿いの綺麗な平地に戻りました
前半は時速35キロでうまく推していたんですが
仲間の疲労困憊がひどく、26~28キロほどでしか進まない状況です。

30キロ届かず
20キロで一度休み

続いて20キロ先のコンビニ休憩本日6回目のラスト休憩に入りました
このまでくればあと25キロなので一気に進みました
北部はおしゃれな店が軒先を並べておりました
オーシャンテラス、キティーランド、クラフトサーカス
私たちのようなお馬鹿なアスリート気取りの脳筋を横目に
デートをしている上流市民たちはキャンドルライトを片目に落ちる夕日を眺め、乾杯をしています。
こちらは完全に完敗している気分でした。
うらやましい。。。。私ももっと楽しく気持ちよくエッチに生きたい!!
この無様で不器用な自分が憎い
だが、誰かに負けても、自分だけには負けない。
自分にまけるぐらいなら、全裸で海に飛び込んだ方がましだ!
実際に熱中症で海に飛び込みたい気分でしたが

ラストスパート!
明石海峡大橋のしたを奇声を発しながら全力ペダル
「あっぱぁぁっぁあーーーー!!」

そして!ついに岩屋へ到着!

私は5回目
他のメンバーは初アワイチ達成です
こんなくっそ熱い中よく走りぬいたと感服します

熱中症で仲間はフラフラで帰り道も危なげな状況でした

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