16年ぶりの防府読売に向けて練習

12月20日防府読売マラソンへの出場が決定しました
知り合いの中で当確した人を調査していますが
2時間27分後半に当確ラインがあると予想されます。

福岡国際マラソンは参加人数80人公表で2時間21分が当確ラインだったので
そのことを考えると防府の100人の2時間21分~27分の間が20人だったとは到底考えにくい
結果的に両レースとも当選したメンバーが辞退したり
防府マラソンの壁であった実業団登録が面倒でできなかった人が申し込みをやらなかった可能性がある

私も本音は14年間、高校時代より思いの強い福岡国際マラソンに出場したかったという欲求が強いのだが
今年度だけは無視して、19歳で初ハーフを走った防府読売マラソンへの練習のかじ取りを大きく取りました。

フルマラソンをベストコンディションにもっていくためには私的には3か月ほど必要で
2か月前には20キロ走くらいを軽く数回こなしていないと後半が不安です。

しかし、実際に防府マラソンが当確したのは11月1日。
1か月半でフルマラソンをベスト状態にもっていかなくてはなりません。

急速に状態を仕上げをしようとすると、この11月上旬が距離を延ばす最後のチャンス

11月9日 11日12日に連続で30キロ走 11月11日に長めのスピード練習を入れました。

11月9日
長居で同じく防府マラソンが当確して喜んでおられるセオさんと予定を合わせ
精鋭8名で30キロ走を実施。3分40スタートで上げてゆき10キロ以降で3分30で推してゆきました

気温が20度を超え、給水が苦しい中、納得がいくタイムでこなしました

お昼をメンバーで王将に行ったのですがセオさんが
「防府マラソンに行ったら帰り道は一緒にこだまで鈍行で帰ろう」
と誘っていただきました。これがうれしかった。
この大先輩も防府に自分のドラマを作りに行くことが目的だ
無駄な努力が生むヒューマンドラマを、いかにしてうまく書くかが生きがいの私と根本的なところでおんなじなのだ。
元気だったらご一緒したいが、こだまだと新山口~大阪まで4時間かかるんですよね~。迷う

11月11日
この日は火曜平日
仕事あけで西京極の外周に向かう。
メニューは外周1・25キロの500mを使っての
500mx14 練習は新谷選手のNOTEを参考にさせて頂いた
男の子としては情けない話なのだが、彼女の練習メニューは
この上位市民ランナー程度レベルの私の能力には非常に設定タイムが合致していて参考になる

400mx18を70秒あたりで30秒レストでやっている。

これを500mなので1分30秒切りか?と思って始める
練習パートナーは5000m14分台をしっかりと出した新進気鋭の後輩のオカヒサくん
彼のタイムの進捗に対して実に羨ましい感情を抱くのだが、それを私は絶対に見せたくない。
「おめでとう」などと大人の余裕をちらつかせる私は実に安っぽい人間だ。
それは置いておいて、スタートするが設定タイム通りにいかない
1分37秒とかかかってしまってガーミンを見ても思うのだが絶対に520mくらいある。
30秒レストも疲労残る身体には辛辣で、年内で指折りの苦しい練習になった
結果的に1分36~40くらいの間で14本はこなせた。引っ張ってくれたオカヒサくんには本当に感謝したい

11月12日
そして本日は西京極サブトラックが2週間ぶりに使え、再び30キロ走にチャレンジした。
平日の19時スタートから目いっぱい21時まで使ってやるので時間的に余裕もないので
アップも対して間に合わず、いつもこのメニューの時はキロ4分から入って始めている
30キロ走の時は2つのモードがあると思っていて、9日のように本番を想定したタイムできっちりと
同じようなタイムで耐える内容か、距離自体へ身体を慣らす。
具体的には後半戦でも糖質や脂質の分解力をうまく維持できる「順応」の練習があると考えている
この日は順応を意識して、キロ4から入って10キロから3分40へ上げていった
久しぶりの競技場。人が多く周回も混雑を究め追い抜くのも苦労が多い。
この日は西練メンバーの若者サカモト君がしっかりと私について引いてくれた。
競技場でのペース走が久しぶりで楽しくなり、私は口数が多くなって彼に頻繁に絡む
「競技場だから75周もしないといけない!あと30周もあるんだぜ?絶望するよな」
違いますよまえださん。あとたった12キロしかないんです。
そしてあと20周したら、あとはたったの10周なんですよ。あと8キロ我慢したら終わるんです
終わりのことを考えて逆算していくと楽になっていきます。

意味わからない思考方法だったが私は面白く感じた
競技場を何周もすることは一緒だ。だが意味のないおしゃべりが私の気を楽にした
こんなおもろい奴らとびわ湖では一緒に走りたいと思った。
チームは私の大会でのヒューマンドラマを作るための道具として機能すればよい
昔からそういうような考えをしているのだが、私自体がチームの道具になっていることが心地よい

この日は26キロで坐骨も痛いので途中下車した。
彼らは30キロ完走していた

防府までのあと1か月ちょいになる。
無理やり作った体を休ませつつ、16年前の初マラソンを防府で走った19歳の自分に
問いかけられるようなレースにしたい。
お前は何にあこがれてフルマラソンをやってみたのか?
お前がフルマラソンで見つけたかったものは何なのか?
お前は何になりたかったのか?

35歳の私を19歳の純粋だった私に報告する
初マラソンから数えること78フルマラソン
その中で得たものを形ない強さとして
16年前の私と対峙して共に走りたい

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