ロケットマラソン2020 ハーフ

コロナの今シーズン
大きなロードレースはあきらめて、トラックにばかり出ようと考えていたんですが
友人の誘いでロケットマラソンという淀川の草レースに出場してきました

参加メンバーはある程度
ウェーブスタートになっていて
大体ハーフだと1時間10分くらいで申請しています

スタート地点に行くと
ほとんどのメンバーが大阪の練習やレースで見知った連中でした

セオさんとか
クスモトさんとかヒガシコゾノさんなんかで
大体、私が思い付きでやってる長居の練習会とかにも来ているようなメンバーです

この日は寒空予報が
非常に暖かくなったんですが、西風が非常に強いです

コースは西中島南方の淀川河川をスタート
東に5キロ向かって帰ってくるx2というオーソドックスなコースです

何回か同じようなコースで駅伝を走ったことがあります
曲がりもそれなりにあり、そんなに広い道ではありません。
後半は風対策とその狭い通路を後続うまくすり抜けることが重要なポイントになりそうです

いつも見知ったメンバーでスタート
先頭集団は話した事が無い人がいないと思います

入は追い風ですごくサクサク進みます
セオさんが先行したりその先を私が押さえたり
そんな感じで後ろメンバーは完全にペースコントロールを私に預けた感じでした。実力的な優位を感じつつうまく優勝する為のレースプランを考えないといけません

3分10ちょいをうまく刻みながら
完全に逆風になる折り返しをむかえます

そうすると思った以上の爆風

前方に壁が見えるほどの風がありました
後に確認すると秒速17mの西風が吹いていました
体にかかる風圧を計算すると1キロほどに相当します

㌔3分30で誰もが引っ張りたくないと私を先頭に押し出すという嫌な展開になりました

だがタイムを考えると、69分台を目標にしてましたから
引っ張らないとペースが遅すぎます

敵だけではなく自分のタイムにも勝たなければレースではない

そうだった

この感覚を私はコロナ云々で忘れていたかもしれない

そもそもの1番の敵は弱くて脆く
初老で愚かしい自分の肉体だった

ペーサーとして前に押し出される?
構わない

それもすべて平らげてしまって私は完全に全ておいて勝利するのだ

このまま1度目の折り返しでスタートに戻ります
ここから2度目の10キロ

例のごとく今度は凄まじいまでの追い風を受けれる
このまま無難に走ってどうなろうか?折り返して全員は仮に生き残ってたとしたら

私は15キロ以降もペーサーをさせられ勝利を失い
最後は負けるだろう

だったら集団を
現在10キロ地点で

8人ほどいる集団をバラけさせるほうがよい

ここで私は判断をした

ハーフマラソンでラスト11キロのロングスパートを仕掛けた

全員を掛ってあまる私の伸脚とメンタルの情熱の海に
集団を埋没させる!

進撃開始

追い風を背に3分10で11キロ地点をスパート

12キロ いい感じに振り切れたが
1!

クスモトくんといって舞洲一緒に走った
大阪マラソンあたりで好走してたいい選手

彼を吹き飛ばさないといけない

このロングスパートでの作戦は
16キロの爆風折り返し地点で完全に独走体制を築いて後続全員に1キロもの風圧を等しくぶつけられないと機能しない

13キロ 3分8!!くらえ!!
が、喘ぎながらくらいついている!!!

くっそ
そのまま3分10をぶつけたり
小出しのロングスパートも功を奏さず
16キロで折り返し

作戦を切り替え前にクスモトくんを出すが。。。

今度はひこうとしない!
3分40もかかって
くっそと前に飛び出す

これでは自分勝つという勝利目標が達成できない

遅いタイムで優勝してもそれは無価値である
闘いはすべからく記録を伸ばす為に存在し無ければ意味を成さない

遅い事は悪
である

引きづる!
3分28とかが限界で喘ぎ倒しながらひく
予想どおり

20キロ手前で前にクスモトくんが貯めた末脚ででる

喘ぎ倒して前方が崩れることを祈って闘うも

1時間9分56秒 2位

最低条件のタイムは出せました
戦いに負けた気がするが自分には勝った

クスモトくんに引っ張らないでバッカでごめんなさいとレースごいわれました
「良いけど、許さん!」って答えました笑

こういう展開が私は昔からおおい
自分の中の拘りに縛られて順位がつかない

そういう自分も好きなので、
拘りも陸上の面白さ

やっぱりレースはメッチャおもろいです
この自分の中にある精神と鍛錬の結晶をひねり出す感じが最高だ

野球なんか室内のくせにほぼ解禁してるくせに
屋外のマラソンはできないの?

なんか理不尽で理解できませんよね
商売性の無さがやっぱ原因なんですかね

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