毎年同じこと言ってるかもしれませんが
びわ湖マラソンあるある
①スタート受付が毎年変わる
びわこ大津プリンスホテル⇔琵琶湖ホテルが
毎年入れ替わります。
名前も似てるし、
私のような「どうせ去年のとこでしょ?ハイハイ十回目っすよ~」
なんて愚かなこと考えて参加要項もチェックしないと
うっかりレース前日に4Kくらいダッシュしないといけなくなってしまいます
②参加Tシャツが安定のダサさ!+Lサイズ限定!
ちびはきれんやないかぁ~い!
去年のメルカリに出してみたんですが未だに千円で売れてないです
ヤジマさんが控室で「俺はこのデザイン好きやねんけどな~!」
って言ってて。。。。
ないわぁ~!
ないなぁ~
って皆で盛り下がっておもろかった
③レセプションが前日にある!
福岡国際はAグループのレセプションが終わってからありますが
びわ湖は前日にあります!酒飲んでるのなんか私とマスモトくんくらい笑
カワウチクンはどんぶり4つに、カレー2つ;米2つ という
訳のわからない量のカレーを食べてました!
相変わらず野獣みたいな食い方!大食いのジャンルでも有名になれるんちゃうかと思いました
ついに参加できる仲間も5人となった
西練メンバーでばっちりカーボして
いよいよ当日
びわ湖の日はよく雨が降ります
4年前の70回記念大会が特に地獄のように寒かったけど
びわ湖湖畔で特に西側は、仕事してても雨が降りやすいと思います
湖西は福井平野から北東気流が侵入するため悪天候となるそうです
今回も10度以下の雨予報
朝は雨は降っていない
12;30スタートなので
9時会場入りしてスペシャル預けて
常連さんと控室でのんびりおしゃべりして待ちます
ハセベ君・オカモト君がびわ湖初参戦なのでいろいろと教えつつ
一緒に居ますが、スタート前に徐々にピリピリする控室の雰囲気が
「ここ居るのしんどいっすわ!」って出ていっちゃいます
このピリピリ感が俺は好きなんだけどねぇ~
トイレ待ちはもちろんゼロ
完全に記録を出す環境が整った緊張で
・指の先が震え水もこぼす
・徐々に皆、口数が減り自分の世界に入りだす
・サロメチールとエアサロの臭いが鼻を刺す
これが私がいう、まさに聖戦補正!!
能力を最大限引き出す環境!!
東京マラソン、私はやっぱ選ばんな~
11;30 アップを始めますが雨がなかなか酷い
競技場にはみなあまり出ずにスタンド下でジョグを始める
私は雨アップ用にジャージをもうひとセット持ってきた
雨の競技場に飛び出す
ほとんどの人は雨の中
競技場に結局は飛び出してアップしていた
これもまた、陸上らしくて、良いな~ って思います
さて、びわ湖での作戦ですが
別大・京都マラソンからの連戦が続いており
脚の、特に座骨の回復が遅いです
ここは慎重に前半はいつもの68~69分通過は
とてもとてもキツイだろう
70~71分で、あくまでも後半戦に足が耐えることを期待して
安全策をとることにする。どうせカケノさんあたりマークしてされて
同じこと考えていそうな気がする
スタート前、競技場ウロウロしてたら
白人のめっちゃイケメンさんが
「メロンマラソン、メロンマラソン」って話かけてくる
何言ってんだろ~
って、思ってTOEICリスニング力を発揮して一生懸命聞いてみると
なんとメルボルンマラソンでかなり一緒に走ったブラッドさん!
地球の裏側からこんにちはで少し感動する
マラソンしてると地球って狭いよね〜!
12;30 やはり雨は止まず10度切るような少し寒い気候でスタート!
スタートはお祭りモードで3分10くらいで3キロくらいまで行ってそこから
予定調和で、
カケノさん・マスモトくん・ツジくん
あと、例のブラッドさんなんかを中心の8名ほどの
3分20秒ちょい集団を形成
15㌔くらいで内田治療院の子がスペシャル落としてそれを見ていたカケノさんは中身を説明して自分のスペシャルをわける
ああ
これがびわ湖だ!集団のメンバーはあくまでも2時間某の自分が1年間目指した新記録を新大陸を一緒に船出した船員であり仲間である
これもびわ湖らしくていいなぁって思う
このまま
ハーフくらいまでいきます
ハーフ通過は1時間10分30くらいと予定通り!これはいい感じなのですが、24㌔地点
だましだまし走ってた坐骨神経痛が悪くなりペース維持できなくなる!
悔しいがカケノさんたちの集団におくれ
ずるずると後退してゆくやはり京都マラソンでたのが欲をかきすぎた
3分30〜45くらいに落ちてオカモトくんマスモトくんら仲間にも心配されながら抜かれてゆく
もうここで終わりなのか
そう思った矢先
モリカワさんが連れてきた3分40切りの集団が動きが良く
そこに無理矢理喘ぎながら食らいつく!
集団に2分耐えればあとはリズムを合わせればついて行ける!
神の声が聴こえましたねラザロの復活である!
もちろん
もうベストはねらえないほど後退してしまったが最後2018年度を全力でやり遂げたい
モリカワさんの集団を36㌔から牽引しつつ
出来るだけ借金を返してゆく
40㌔前方400mほど先に
見事な大腿四頭筋かつ細い下肢およそ長距離選手とは思えないダイナミックなフォームの選手が見える
いやいや
まさかね!
まさかオカモトくんでは無いだろうよと自分に言い聞かせつつもわくわくしながら差を詰める!
競技場が見えてラスト1㌔くらいで太陽が丘JCの人が
「オカモトくんファイトー!」という
こんな事あります?!!!
まさか競技場に入る瞬間に2018年度西京極から舞洲からグアムまで!一緒に走り倒した練習パートナーを競技場に用意してくれるなんて
しかも彼はフルでベストがやっと出たみたい
それも嬉しいがこっそり忍び足で近づいて最後だけしれーっと抜きたい!なんて考えてたら
競技場入る手前でヒラマスの応援が「前ちゃんファイト!オカモトくん抜けるでー!」
思わずシー!!!ってしたけど後のフェスタ
競技場にラスト600m並んで突入
もうバレてしまっては仕方ない末脚を警戒してラスト500m!積極的にこちらから仕掛ける!
距離が少し離れたか?よしこのまま行けると推したラスト200m!
やっぱり!俺相手には私の自慢の最速練習パートナー
並んで抜きにかかる!
この時の感情が幸せ ですよね
自分の全身全霊の一撃を全身全霊をもって応えてくれるライバルがいる
私の市民ランナーではない
市民アスリートの魂を
最後、競技場のバックストレートトラックに全力で叩きつける!
その至福!
あー神様からの何かのご褒美やな!!
ホンマに至福の時間やった
たぶんこの機会を逃したらトラックで400m 50数秒で走るかれに競技場で勝てる機会は二度とない
が
乳首1個差で最後前に出られて
2人で仲良くヘッドスライディングしてゴール!!!
係員10人くらい来てくれて大丈夫ですか?!!?!歩けますか?!て言われて
私はただ夢中で「彼俺の仲間やねん!」
って、虚ろいゆく意識の中でただただ係員の人に
この自慢の練習パートナーの自慢話をしてました
カケノさんはまたベスト出してて羨ましいです
やはりびわ湖良いですね東京マラソンか迷ったのですが関西地元の仲間も見に来てくれますしびわ湖にまだまだこれからもでたいと心から思いました
フルマラソン
全力でぶつかりましたが今シーズンは終わってしまった😂
なにやら寂しいもんですがまだまだ記録を狙っていきます
ご声援ありがとうございました
コメント