びわ湖マラソン前夜

2018年度私の2018年度ラストレースびわ湖毎日マラソンがいよいよ週末となってしまった
別大でそこそこ走ったので大きな故障をして無理矢理に京都も走った
そのため回復が大きく遅れており週末の調整はジョグとウォークで抑える回復が年々遅くなり始めた中年のこの器に、志だけは年々と大きくなる一方である云々と文句を考えながら過ごした
そして一週間前日曜になりようやく身体が軽くなり始めた。このまま週末まで身体を全快に美味く持って行きたい。

この頃はお正月らへんみたいに、毎日40〜50キロ走りこんで昼から酒飲んで寝るっていう生活が一番楽しかった。
今の回復しないといけないという練習が出来ないという事の方が私にとっては苦痛だ

びわ湖も週末となり、もう一度考えていきたいここから先の話はびわ湖や福岡国際にどうしても出たい人だけに分かってくれると良い話

今回、レース後のランナー慰労会を企画してると言いましたが、上は50歳から47歳のゴールデンエイジって、市民ランナーの速めの人達は呼ぶ世代もたくさん参加して頂ける予定です
この50歳の知り合いは50歳でびわ湖に出ること自体すごくて驚異的なのですが先日も犬山ハーフ73分くらいで走ってるので継続全然無茶な話ではない

それもさることながらもう選手としての才能の限界や世間の判断記号論としての一般論は無視している事に継続の可能性がある

自分も含めて市民ランナーのびわ湖にでてくるよな選手はもともとスポーツ選手としてに敗者であり、ただ好きだから続けられているという現実が目の前に転がっている

オリンピックに出れるだけの成長がもはやあるかという議論は私の場合はとっくに考えないようにしている

強くなりたい

びわ湖も走りだして十数年だがこれまでたくさんの選手と一緒に走り練習してきたたくさんの人からうけた刺激で
ついに今気づけば私のモチベーションは一年を通して一向に落ちなくなっていた

2時間半 42キロを一緒に走った選手の霊魂が消えずに私の中に残っていっているように感じる
死んだという訳ではないのだがびわ湖や福岡国際という舞台はやはり特別で人間が1年間を想いをもって準備するわけで

レース後も消える訳ではなく見て感じたものが1年間想いを暖めてそこに確かに残っている

ベテラン選手達
今回も一緒に走り、打ち上げられますが何がそんなにカッコいいのか
こんな莫大なエネルギーを私のような人間に与え続けて50歳までやり通せるのか

継続と努力と時間への畏敬を感じる
チームや、所在や、働き方や、性格や、生い立ちや

すべての事が違うメンバーがただ一つの理念にだけ集まれるレース

それがびわ湖や福岡国際
私が精神性の聖戦と位置づけるレース

そこでともに自分自身と闘う為のゲームを一緒にできるこのベテラン皆様に敬意を表しながら
私の全身全霊の全力をもってお相手したい

MGCや、東京オリンピックや、実業団や、市民ランナーや、日本記録や、世界記録や、すべてのことはすべてが記号に過ぎず
記号は世間や世界が作った価値であり、自己実現世界の中には乖離される存在であり

わかりやすく言えば

「びわ湖マラソンスタートしてからのすべての時間を己とだけただただ向き合え。余計な事は考えず記録を伸ばすためだけの時間であり、一年、人生のすべてをかけた瞬間と一秒も目を反らすな。」

私は傍らで全力で走りあなたを見ているそして全身に受け止め次代に残したい

そもそも文学とは敗者の歴史への鎮魂
枕草子老人と海燃えよ剣
すべての主人は歴史の敗者である

私は敗者代表としてベテラン皆さんの姿を私が出来得る限りの才能を尽くして書き残したい

そもそもこのブログを始めた理由がそもそも日本一愚かで最高なカツラ市民ランナーとの記録を残したいと思ったことが
始まりなのだから

びわ湖に出る市民ランナーは選手として敗者だと書いたが

好きな事を50歳までやり遂げれて
それに憧れる後輩が山のようにいる
1年間
何かの為に打ち込んで闘える

選手としても負け組だったとしても
人間としては?
速く走れなくなったら好きな事を走れない働けない

実業団選手よりも
私の人生はすでに勝ちであると自負はしている

3月4日の練習18キロジョグ

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