御見舞の品と5000m

日曜日!
まず5000mに出場した話からいきましょう
長居カーニバル記録会という
学生と実業団しかいないレースです
わたしは最近好調でよく走れているほうです
1000x5も3分ちょいでいける仕上がりでした
vdotとかで考えても15分30切るくらいの力あるかと思ってましたが、、、、、
学生に揉まれながらスタート
1000 3分
2000 3分06
3000 3分07
うん
まずまず悪くない出だし
が、高校生のスピードが鈍化し始め
4000まで引っ張るが
3分12!
うーーん吐き気もあり辛いです
いかん!でもなかなかのばせず
ラストも3分15かかったせいで

15分40もかかりました
やっぱり5000メートルは昔から苦手やー
精進がたりません
さて、御見舞の話です
長文覚悟してください
この度、舞洲24時間の仲間
モリシタさんがお仕事中の交通事故で
入院した!という連絡がありました
足の指も肋骨も骨折してしまい本当に辛そうだという話です。マスターズで記録をやるぜ!っていってた絶望したおっちゃんの仲間を励ましたい
そう考えましたが、私の言葉でそれを示す事に自信はあまりありません。本を贈ることにしました
絶望した人に贈る本といえば
ヴィクトール・フランクル
「夜と霧」
が、相場かなと
私も最近絶望をした
というか、呆然と生きていく意味について考えたことがあります。それはびわ湖マラソンの次の日
職場で会議があり、マエダ選手の大会結果の記録報告と突然いわれました
、、、、、、考えたが
「特にベストでもなく、この十年来たいして変わらない結果でした」
と言うしか出来ませんでした。あんなに命がけで走ったけど、その締めでも、はい、特に意味のない結果だったそうです。
そう、上司がこの話題を締めました
前振りとして、実際になんの間違いもないですし、対した結果ではないと言ったのは自分自身ですし、誰にも恨みもなにも無いのですが、たかだか一行以下で終わってしまう内容だったのかな
フジノさんにつかせてもらい、カケノさんやカワイイ後輩のマスモトくんやらヒガシモトくんやらと折り返しを共感し、ゴール直前で京都の仲間達の応援をみて半泣きした、
あの日に意味があったか無かったかを考え始めましたら絶望してしまいました。本当に小さな悩みでしょうがないのですが。
そんな時に私は100分で名著という番組を見返しているときに発見したのが「夜と霧」でした
昔、高校生時代に図書館の司書をしている母親から無理矢理読まされましたがそのときは感動はあまりわかりませんでした。
この時読み返し
特に良かった内容をまとめますと
人間が人生を生きる価値についの部分です
まず①創造価値
何かを作り出し世界に問いたいという価値です。主人公のフランクルはナチス・ドイツに収容されながらも精神科医の論文を書き続けました
私も世界に認められるような記録を作りたい!そう思うのは実業団選手みなさんも同じ思いでしょうか
世界に語られるような記録を作れないから引退していくのでしょう。今回の私のびわ湖の記録は、私にも、営業職としの上司にも「売上を創造していく」という価値においてはなんの意味もない事で間違いはないのかもしれません
ではどうしたらいいのか
あの記憶には意味がないのか
そのあとの価値
②体験価値
収容所に入れられたフランクルは、ある日
収容所の仲間から
「おい!そとにでてみろ!どんなに疲れていてもそとにでるんだ」といわれ外にでると
素晴らしい夕日がありました
みな泣きながらいいます
「どうして世界はこんなにも美しいのだろう」
これらの価値は経験した本人にしか
得られない経験です。これを体験価値
生きていく中で素晴らしい体験が起こるはずだと
言う訳です
ここをよんである人のセリフが頭をよぎりました
「まえちゃん!ちゃうねん。世界大会にでれるかどうとか、優勝できないとかじゃないねん。去年の自分を超えられるかどうかやろ?」
オザキ様です(笑)
なるほど、記録を外に対して創造する事じゃない
奇跡的な感動を自分の中で体験すること
その事こそに生きていく、挑戦する価値になるもかもしれません。
ゴールするイマキさんを見ながら皆で泣いた舞洲
究極の苦しさで、サロマ湖のワッカに仲間と突入して辛すぎるが忘れられない臨死体験したこと
尊敬するタカダさんと一緒に北朝鮮国境を走ったこと
灼熱の香港、100キロの究極の環境で水ぶくれした足を見せあったあの日
七夕駅伝、優勝できてトロフィーで爆飲して絶叫したあの馬鹿な日
豪雨極寒のびわ湖で、イマダくんとブルブル震えながら折れた肋骨をかばいながら収容されたびわ湖
そして
福岡国際で福岡大学のユニフォームででれ、死ぬほど嬉しい声援に泣きながら走った22歳発の福岡国際の冬
フランクルは言います
「この世のどのような力も、あなたが体験した事を奪う事はできない」


なるほど
そうかんがえると、記録がおぼつかなくなりはじめた
競技場も
サロマも
楽しめる気がします
フランクルの夜と霧
オススメです
さて、
肝心の御見舞は
モリシタさんメッチャ元気になっていたはって
私が、置いていった絶望に面した人が読むと生きる意味を見つける!
という意味に関しては恐らくあまり意味が無さそうな感じでした!(笑)
でもそれはそれで仲間が元気なのは嬉しいものです
4月21日の練習
22キロジョグ
4月22日の練習
18キロジョグ
4月23日の練習
5000m
8キロジョグ
4月24日の練習
18キロジョグ

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