先週日曜日
姫路城周りを西練メンバー少数でマラニックしつつ散策しました。
世界遺産姫路城
歴史マニアとしてはおさえておきたい城です
だけど一緒に行くメンバーの半数は歴史好き
半数は歴史はどうでもよいという構成で行きます。
もちろん私は歴史好きなメンバーに属します。
どれくらいメンバーが歴史好きかというと同行メンバーの女性に偶然電車で居合わせたんですが、なんと司馬遼太郎の街道をゆくを読んでいたくらいです。
街道をゆくは司馬遼太郎の作品をどんだけでも読んでしまって、読むものねーや!っていうときにたどり着く本ですね。どんだけ歴史好きなんやと思いました。
そんなメンバーと歴史を語りながら走ってゆくわけですが
残念ながら姫路城には、大阪城やほかの名城のようにストーリーが無いわけです
才能がありながらフルマラソンに走らなかった選手みたいなもんです。
というわけで、一緒にゆく歴史はどうでもよい同行メンバーに「嘘の歴史」を吹き込んでゆくという、通称「知識の暴力」という遊びを今回も始めました
最近よくやるんですが・・・・・・
「私が解説しますよ!姫路城は西郷隆盛が西南戦争で明治政府と戦って落とそうとした堅牢な城で、簡単には落城せず、西郷隆盛をして「私は明治政府軍に負けたのではない。加藤清正公に負けたのじゃ!」と言わしめるぐらいの切り立った石垣を持った堅牢な城なんだぜ!!」
もちろん嘘八百なんですが、私、教師の息子の営業マンですし、皆さんホンマに信じ切ってしまいます。なんでさすがに悪いと思って
「今のは全部うそです!姫路城は真っ白な漆喰で6層に構成された城で、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルともなった城です。建築者はルートヴィヒ2世で、当時バイエルン公国の王子でしたが遺産狂いで、名城を立てたかったんだけど財政難で、そこにプロイセン王国の鉄血宰相ビスマルクがドイツ連坊統一に協力するなら資金提供すると言って、その見返りの資金で立った城が姫路城ですよ!!」
これにはさすがに誰も信じないかと思いましたが
へー!ドイツから城たてにきはったんや。
というから流石に悪い気がしてきました。
こんな遊びをしつつ、真っ白に見事に塗り固めてることから白鷺城といわれる
城をジョグして遊びました。建築の仕事してるランナーも一緒だったんで、
「どうやって真っ白にしたんですっけ?」
え~?あんなもんモルタルやで。モルタルで真っ白にしたんや
「え?確か歴史秘話ヒストリアで白の漆喰で真っ白に塗ったって言ってたような・・・・」
帰って今日確認しましたら、しっかり漆喰で白塗りにしたと書いてありました・・・・笑
非常に美しい姫路城ですが歴史がないことが残念・無念なことです
城の歴史は戦争に絡んでくるのでそれはそれで幸せなことかもしれませんが
この場合のストーリーは歴史に埋もれた人物の、敗者の歴史が最も熱いです。
上の熊本城の西郷さんしかり、会津若松城の白虎隊しかり、五稜郭の新選組しかり・・・・
勝った物語よりも、負けた物語のほうが強く人を引き付ける文章力を持たせることができる。そういう意味では私も陸上では万年負けてばかりの選手ですから。
何か面白い作品を作れる気がするのです。
それをよく考えているのですが主人公は50歳で次の福岡国際を走るような情熱のある中年を主人公として描かないといけなくて、そしてできるだけ現実に起こったことを、ほぼほぼそのままに、ありありと記憶して文章で描かないといけないとかんがえている。
そう考えたらまだまだ私には記憶しておく物語が少なすぎるなと感じます。
フルマラソン78回ほど出ているはずですが、それでも物語になる、ストーリーが足りません。もっと丁寧に月日を重ねてゆかないとね
姫路城をある程度楽しんだら
次は裏手にある書写山を軽くトレイルして、圓教寺を見学に行きました。
西の比叡山といわれるそうで確かに規模は非常に大きくロープウェイまでありました。
軍師官兵衛でロケ地になったらしいですがよく見てただけに
また見直したくなりましたね。天台宗なので厳しい修行をやるイメージですがそこまでトレイルして上ってくるのは何のためなのかと、鍛えるため?と考えれば修行僧のようですが、終わって一杯のビールを飲むためだったらそれは道をそれているでしょう。
私は完全にそれているタイプですね。
少数、僻地の仏閣巡りをこの夏はコロナ対策もあるし進めようかと考えている
6月11日の練習
8キロペース走 キロ3分40~10
15キロジョグ
6月12日の練習
10キロジョグ
6月13日の練習
10キロジョグ+坂ダッシュ
6月14日の練習
24キロジョグトレイル
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