金沢マラソン2021

スタートしたら
金沢城 兼六園を横目に
北にでる
大人数で坂を下る

北へ下りきった所を金沢のメイン通りとも言える
百万石通り沿いに南10キロ地点に向かって下り始める

坂の下では
太鼓の達人さん達が寒い中盛り上げてくれていた

寒い中薄着でご苦労様です!そう思うのだが
寒空の中で全裸みたいな格好でわざわざ何が楽しいのか40キロ苦しみにいく我らにきっと言われたくは無いだろう
薄着で音楽を楽しんでるのだからこちらよりよほど健康的だ

百万石通りを下っていくと周りをみると関西人ばかりだった

ディアーズ面々についていく積極策を採用したが
3分35くらいでペースを安定させる

人数は非常に多い
「まるで大阪で練習しているみたいに関西の人しかいーひんな!」ヒガシコゾノくんが言う

私もテンションあがってしまっていますので
「今日の長居の30キロ頑張りましょう」とふざけて答える

20人くらいの恐らくは
2時間27分〜30分切りを見据えたペースコントロールする集団になった

城の周りはある程度アップダウンするが
私的には斜度がそこまで無いので気にならず
走りやすいと感じた。

南に下りきって市街地を抜ける
郊外が10キロ地点
35分16で通過する
予定よりもだいぶ速い
故障している足首も痛くない訳では無いのだが走行に無理がない状態は保っている

このあとの自分の展開についてもこの地点ではだいぶ考えていた。練習不足で大会にでて無理やりペースあげた場合
大概の場合は身体の中でも心肺機能が耐えられなくなり喘ぎたおすことになっていく

そうなるとは考えつつ
集団コントロールを考える

この20人の関西人多めな集団を先頭で引っ張ってくれているのは
背中に「湖国戦士琵琶湖マン」と書いてある中年の選手だ
何と戦っている戦士なんだろう!疑問に思ったが自分も何と戦ってるのかよくわからない似たようなもんだから突っ込みようがない

その横にユーチューブっぽい感じのカメラマンが何人かいて
このブログでも何度か出てくるガチランのクロロという名前で出ているサカモトくんもいた

クロロとはなんのことなのか?クロロフィルのことかクロロルシルフルのことかクロロチルベンゼンなのか気になるところだ

12キロ地点前後
合計で1キロほどの適度に下りながらのトンネルがある
ここが非常に気持ちいい

この40間近のおっさんであるがここが快感すぎて悦に浸ってギャグボールくわえてアヒアヒ言ってると
うっかり前を走るガチランくんを蹴飛ばしてしまった

コースの大外に大きくバランスを崩すクロロくん

あ!危ない!?!

しかし何とかバランスを戻して走り出したクロロくん
「良かった!ユーチューブで悪口書かれるところだった!もうこの世界で遊べなくなる所だった!」

と隣にいたディアーズのデンノさんと喋って
ちゃんとサカモトくんに謝りにいった

そうこうしつつ
郊外を抜けてまた城に戻ってきた
20キロ地点スタートに戻る

金沢マラソンはエリートとはいえスペシャルは置けない
ゼリー2個は携帯していたが15キロでも全部使っていた

エイドの食べ物を見つかないといけないが。。。。。
固形でカロリーが摂取出来そうなのがなかなか見つからない
エイドを探すときは
隣にずっとラボのエビくんが居た

15キロ地点!
フルグラ、オカキ、キャンディー!!

走りながら食えんわー

20キロ地点!!
もういい加減とらないと

イガラ餅、クルミ?、はなことたろう

ん?はなことたろう?
とりあえずカステラっぽいこいつをGET!

はなことたろう口に入れる

メッチャパッサパサで咳が止まらない

咳をしながら水を取ろうとする私に適度な社会的距離をおくエイドの皆様

むせて苦しむ私

その私を右手からはなことたろうを3個握りしめたエビくんが見つめる

「食わない方が良さそうですね!」

お、俺で実験してんじゃねーよ!笑

エイドだけはずっと困りました
地元銘菓はいいんでバナナとかカロリーメイトでも置いといてくれればいいのに、日本人らしい何やら何までスポンサー目線のエイドでした

ハーフは1時間13分56で通過

ここまではそれなりに順調でしたが

25キロ
あたりで脚が止まり始めた
足首が痛いというか故障の感覚があってうまく動かせない。また単純に練習不足で体重もベストから2キロくらい増えてたのできつかった

横を見るとこれまたエビくんが一緒についてくる

集団からは取りこぼれ始めた

一緒にいくか?!と笑いながらおしゃべりした
というか私が一方的に昔話していたと思う

4年前はここでちび同士のバタくんと一緒にふっ飛ばされてね。など

若者を見つけると自分の話ばかりするように、私もなってきた。いよいよ年をとってきた
26キロくらいのエイドでウメボシのサプリみたいなものをGETして捕食する。相変わらずバサバサでエビくんとしんどいなと顔を見合わせた

30キロくらいから脚は完全に止まった

ここからはいつもとなかなか違う景色でガンガン追い抜かれていくが、足首の事を考えても無茶はせずに、とりあえず完走する事でキロ4くらいでじっくり走った

嫌味かもしれないがキロ4くらいの景色は実に時間がゆっくりと感じた

エイドや景色

後半最後は市街地の景観も楽しめた

そのままダラダラと2時間36分でゴール

ゴール後
色んな人とおしゃべりした
次はいつ会えるんだい?
なんで福岡国際でないの?

共通の思いがある人はそんなに日本にはいない

貴重だ
足をひきづるようにゴールしたがやっぱり出てよかったと心から言う

ゴールしていたディアーズの面々はベスト出た人も多いが脚がつったひとがたくさんいた。他にもたくさん足つっていた

私の持論だが脚のつることは発汗しすぎでイオンバランスが崩れたのだと思うが、エイドでカリウムを摂取する手段が無かったことは問題だと感じた

ようはエイドにバナナないしゼリーとか普通においておいて欲しかった。びわ湖や福岡国際じゃこんなしょうもない事で悩むことなんか無い。やっぱり俺らはこのランナーブームであってもマイノリティーなんだと感じる

びわ湖も福岡国際も無くなったしな。

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