今金沢に向かっている
俺の人生は苦しい方に向かっている
何がって仕事がだ
上品な常識が通じる相手があまりいなくなった
京都から姫路に移動して環境が変わった
文化が変わった
京都は保守的ということは人とケンカしねぇってことだ
俺は馬鹿で変われないからケンカしかしない
向こうもケンカしかしてこない
なかなかうまく行かないことばかりです
だけどガキには飯を食わさないといけない
そうなっていくとこのマラソン馬鹿領域にガンガンそれらが食い込んできた
価値観が揺らぐ
かちって?そもそもあまり価値自体はあまりないんだが
福岡国際は申し込もうと思ってたけど去年と条件が同じようなもんだったので
「どうせ俺はでれないんでしょ?」って、うじうじダラダラ申し込みをためらってたら
仕事がしんどくていつの間にか申し込み終わってた
開けてみたら殆どの人は出られるらしい
13回くらい出てきたことに拘っていましたが、まぁそんなもんです
自分はデバイスとして他のおもろいマラソンを探して相変わらず遊ぶだけです
9月頭までは練習が順調でうまく行っていたんですが、9月14日あたりに思い切りシンスプリントをいためまして
足首が痛くて歩いても激痛で、チャリもしんどいのでやさぐれて仕事に明け暮れてました
明け暮れてる言うてもダラダラ電話してるだけだったかもしれない
いい仕事やいい練習をしても分かち合う人間がいなかったらそれこそ無価値だった。
コロナは飲み会すら殺したのでしんどかった
10月20日から走り出したが、ジョグしかできない
正直もう金沢マラソンを諦めていた
しかし、いま私は金沢行きサンダーバードへ乗り込んでいる
明日何ができるかわからなかった
仕事が俺に侵食してきて
このブログを書いている私本来の人間性が崩れ始めた
普通にサラリーマンもロックでたのしんだぜ
野球の試合でもみて今日のヒーローインタビューをビール飲みながら太った腹叩いても楽しいんだぜ
俺の新しい上司はそういう
だが俺は
対して何もできないであろう
フルマラソンをやりに金沢に向かった
今更気づいても普通には戻れないんだ
もうこんな状況いい加減がまんできねぇんだ
俺は俺の中のヒーローになりに行くのだ
俺には俺のやり方がある
25年間
陸上をやり続けて築いてきたきたねえ城だ
俺の城だけは譲らない
何もできなくても
俺を追い抜いて行く若造たちに
この老獪の知識と戦略をもてして全力で相まみえてくる
今年の3月びわ湖から距離走のようなものは一度もしていない
何も練習せずに本番を迎えることに相違ない
だが、俺には79回のフルマラソンでこの骨と筋肉と魂に焼き付けてきた白黒のモノクロフィルムがある
俺はこのフィルムを明日も現像するだけでよい
何やら世界は勘違いをしているらしい
速く走れる靴を履けば、タイムが驚くようにのびて
それは高くても買えば良いらしい
それは間違いだ
肉体も靴も
所詮は魂を入れるスープ皿に過ぎない
どれだけ形を整えようと
その中に入っている25年煮込まれたスープのほうがうめえに決まってるだろう?
物語を決めるのは皿じゃねぇ
スープなんだ
明日、私はアルファーフライをしっかり履いて!
それを若者たちに見せつけて来たいと思います
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