九州の陸上人の
誉は
防府読売で登竜門
別府大分で天国への階段
そして!その階段を登り切った先に!
世界の果て
福岡国際マラソンがあります
これは九州ランナーすべての共通認識であります
笑
さて
そんなことをいいましても
本年度の私の大祖国マラソン
福岡国際マラソンの結果が
謎の腹痛でうまくいきませんでした
それはそれで置いておいても、別府大分毎日マラソンは、
24歳2010年までは私の中で2時間24分16秒というベストを出せた大会です
多少、脇道に余談を移すが、
その時は私は社会人数年目で、俺の中での神様は、ヒラマスのタカダさんや
イワシタさんだった。
24歳の馬鹿な私は
この酒ばっか飲んでる二人についていくと考えていたので
2010年の別府大分でイワシタさんが
「まえちゃん!俺!ごっしー(河内長野RCの女の子)と結婚すんねん」
と、結構全力で調整したマラソンの前日23;30に教えてくれました
それはそれはうれしくて
ガンガン記憶がなくなるまで飲みましたとさ
もう人間のヒューマンディグニティー
人間の行いの尊厳の中では
私が宗教的に行おうとしている
「神から頂いたこの小柄の体の、生命としての最高の能力
それを全力で天に向って伸ばす!神のくれた体の最高天地を目指す」
そんなことが馬鹿らしくなって
朝の3時まで酒飲んで気が付いたら
8時半に自分のホテルのバスタブでおぼれてました
そんな!
あふぉな状況で走ってだした当時のベストが
2時間24秒16秒でした
なんか笑い話にしかならんですが
軽い気持ちで走っていたので
要は肩に力入ってもいけないんでしょう
今回はそんな24歳の私との闘いです
今は
いよいよ33歳になりました
スペシャルドリンクについて考えても
21歳のとき当時一緒にでた
ノモトさんがかっこよくて
控え室でずーっとハチミツペロンペロン舐めてた
「おう!まえちゃん!おれは今回、スペシャルはハチミツ攻めにしてベスト狙うんよ!」
この時の私は21歳で、くっそガキだったので
何をいってんの?この先輩
と思っていましたが
同じ、33歳という世代になりまして
スペシャルドリンクはすべて
煮沸しておいしくもないコーラに
ハチミツをこれでもかと入れる
ああ
この時びっくりした30台になっとるやないかい(>_<)
と、思いながら
さぁ
皆さん
ステージは私の世界に帰って
海卵おさるかん三階
スタート30分前の私の脳内に気分移行してください
ハチミツだらけでべとべとするスペシャルを
預けて俺の手はベトベト
このまま
パチスロのきゅーちゃんとハイタッチとか考えてましたが
歴戦の勇士が話しかけてくれます
山口のトヨナガさんっていういっつもせっている方が
がんばりましょう!
とお話かけいただきました
去年ヤフオクドームのリレーマラソンで一人でフルマラソンやってたクレイジージャーニーさんです笑
同じ年でこれまでいつからか思い出せないくらい切磋琢磨してるライバルです
今思えばこれが今回のゲームの前ふりでした
さて
スタート地点に上手く立てましたが
香里園のやわらぎハヤシ店長に癒やしてもらった右足首ですが、果たしてこのまま押し切れるの?というと微妙です
出来ればハーフは1時間11分で超え
そこから2時間20分切り
つまり、㌔3分20に切り替えてチャレンジしたい
そういう作戦です
気温があがり
20度近くなってしまう
イソムラさんはスタート20分前に雨対策のレインコートの高い百均のやつを装備しはりますが
「あつくていらないよね笑いらん出費やったわ」
私も
今回雨が降ると路面を心配して
雨の路面との相性抜群と考えた
ソーティージャパンで出場です
雨なんか一ミリも振ってへん
なんやったんか
スタート!
うみたまごから別府への別大道路は私にとっては下り坂に見えます
一気にハイスピードで第一集団を見ながら下る
㌔3分10 10くらいで
落ち着き始める
別府に向かう集団を選定
㌔3分20〜30で押し進むのが望ましい
そして㌔3分20から超えだしたら先頭にでて
集団コントロールするいつものスタイルである
風
及び熱くなりそうな別大道路
嫁が大分勤務の時に60㌔くらい毎日ここばかり走って環境を身に着けていた事が活きる
㌔3分20ほどで十人の第三集団を形成する
集団を牽引するのはあのトヨナガさんや私
あと山口のアリシゲさん
そんなメンバーで
別府タワーを超え
亀川の折返しをすぎる
前方から折返しの京都の仲間が応援してくる
敬礼を繰り返し仲間に答えるが
そんなにも余裕がない
そして
15キロ通過
この時点で5人で第三集団を形成
風よけは交代するがなんやかんかで七割型トヨナガさんがひっぱてた気がする
そんなでハーフうみたまごを通過1時間11分ちょい
これでは2時間20分切りという大義はなせない
が
集団としてどうしたらいいのかが分からない
この別府大分毎日マラソンが2時間25分くらいを狙うには最適なのだが、選手層の話をしてしまうと
福岡国際東京びわ湖
と、分割してしまうことがあり
2時間20分前後をねらう集団を形成することは難しい
ペース的に私の前を快走するふじまつ君あたりいい感じなのだが、3分20秒切りは3人しかいない
これでは集団形成をできない
選手層の壁
ここは嘆きの壁がある
それをわかってか分からずか
ハーフを超えてから
トヨナガさんもペースアップしてゆく
私の気持ちと同じような
よく各地方の名選手とは競り合う
福井ではワダさんカスミのタノサン大阪はイマキサン奈良はセオサン兵庫はフジワラくん
山口はトヨナガさんと言わずを得ない
このまま㌔3分25で押し続ける
28キロで私が仕掛けるような形になり
二人っきりになるが
トヨナガさんのペースは揺るがなかった
私は
今回福岡国際での雪辱の想いを込めて、12月に860㌔の祈りの距離走行を敢行した
意味は無くただの馬鹿な練習なのだが、最も人間らしくおろかでわかりやすい手段で陸上の神に訴えた
その為にまったくペースが落ちない身体を手に入れたが
この前を並走する彼もよろしく私の陸上への想いを導風するように私の小賢しい責などには耐え抜きむしろ前にい出る
あぁ
日本に
この私と同じく道を極めようとしている
千万一人の人間と
こうして身体能力
全てをかけて道を歩める喜び
あー
フルマラソンは本当に
本当に面白い!
絶対に勝って
自分にもトヨナガさんにも勝って
今の俺を超えてみせる
そんな決意を勝手にいだきながら
38㌔地点で2時間8分ちょいである何度も積極的に仕掛けるが、全ての攻撃が散発的になりお互いに一進一退
ペースも能力も完全に一致
あとは思いと
重いと
想いだけ!
42.194キロで前にでて
2時間24分16秒
このタイムは3回目のはずですが
全力は尽くせました
別大マラソンの限界も見えた
2時間20分切るためには
やはりびわ湖か東京か福岡じゃないと私は厳しいそうです
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