防府読売マラソン2021

最近下ねたが弾んでますが
今回のフルマラソンもビックリするくらい下ねたでした

防府マラソンは
今回で参加が大体5回目?くらいです

学生時代は近所の大会なので初参加やそれ以降も出ましたが福岡国際マラソンに出れるようになったのでそちらを優先してたらこのコロナと福岡国際の終了でこちらに昨年から舵をきりました

場所は関西から遠いですが今回は家族サービスも含めた旅になり、車で450キロ移動してからの出場です

家族サービスはしつつ
地獄状態ワークに年休をぶっ込みつつ
長距離運転をして、寒冷前線がまさに今
突っ込んできた防府で全裸みたいな格好で42キロ走る

いやはや変態の所業だと会社で見られます
お昼は社畜ですが夜や朝は家畜もしないといけません
私が人間で居られるのはお外をこうして裸同然で走り回るときだけです

前日は湯田温泉で無難に過ごし
日曜当日

なかなか硬めのお腹に嫌気がさして
これでも喰らえ!とバイキングの冷たい牛乳を一気飲みしました

そこから一気に今度はゆるくなってしまって
お腹を下し始めました

これが今回のレースは思い切り
前振りになっています。。。。

さて、防府マラソンの会場にたどり着き
知り合いともたくさん話します

京都時代のチームメートがいて
その子と一緒に過ぎして
先輩面をして防府マラソンのコースについて案内など始めました

防府マラソンは
前半15キロ辺りまでを工業団地を走り
そこから市街地の防府駅前などを通過

26キロ地点〜34キロ辺りが道は広いが農地沿いでそこから市街地に戻りゴールの競技場を目指す

人口は10万人くらいなので別府市と同じなので似たような沿道です

このレースのポイントは工業団地、農業地区の向かい風対策です

当日11時時点での風速は北北西の風10m以上
レース開始と同時に4mほどに収まったがまだ強い

このマラソンというゲームの特性上
以前に紹介したが自分自身が風速2mほどを作り出す必要があり、風速が強くなるに従い、表面積に比例してねずみ算式に抵抗値があがる

風圧は空気密度と風速の2乗に比例する

今回、4mの向かい風を受けるとしたら
6mの風圧を作らないと同じペースではしれない

2mから4mにあがると2倍ではなく4倍の風圧を受けてしまう

要は風は0であればそれだけ有利なので
集団を作り風対策を仕切ったものが有利と言う事だ

今回のレースに望む私自身の体調だが
9月後半に痛めたシンスプリントを11月上旬まで引きずっていたので、なかなか仕上がっていない

今回はこの集団コントロールの匠としてテクニックの全てを出しつつ
2時間26分くらいを無難に出して別大での躍進に繋げていきたい

スタート前
会場で広島のひがしさんがご挨拶に来てくれた

もうかれこれ15年位一緒に走っています
半月板手術されてなんとか復帰されて防府です
ガチレースでだけ会える本当に長い戦友です

会場を出て
風向きを確認
初めから思い切り向かい風だろう

風は少し収まったが気温は5度くらいだろう
勢い良くスタート

早めに自分の位置取りを作るために前気味に位置取りして降りていくスタイルだ

3分30くらいにおさめ5キロ地点までに
三十人くらいの大集団になる

この集団をうまく育てて
風よけとしつつ
30キロあたりまで持って行きたい!

積極的に前には出ないが
うっかり遅いと感じて前に出ていく選手がいたら
その出ていく勢いと集団の間を詰めて
接着剤として機能する

こうする事で集団の人数を減らさず
出ていって数名になったメンバーも戻ってくる形になりやすい
風圧エネルギーを多く得ていきたい

ハーフ通過は
1時間13分ちょうどくらい
絶妙だ!いま私が発揮できる最大の能力を出している
さらに風も集団も完全にコントロールして仕上げている

あとは30キロすぎて32からの追い風を受ければ一気にあげて、3分20ちょいにあげて25,6分を出せるだろう!
「人は石垣人は壁、人は塹壕、人は消耗品」は武田信玄公の花言葉だったかな?人に引っ張らせてポケットでぬくぬく過ごす

寒空の下お腹が少し緩くて、おならか下痢かわからない放屁をプップ2XUの大きめのギャザーに出している事だけが心配だ。だが軽い下痢ならこのまま出せば何とかなるだろう

いま私というゲリチョゲを中心とした
前方にトライアングル
左右に2人
後方にも20

ゲリチョゲフォーメーションが完璧な陣形を作って機能していた!!!
もう乗るしかない。このビックウェーブに

28キロ〜33キロあたりは特に
農業地区で爆風なので絶対に一人ではいけない

「俺はいま、他人とレースと自然を支配している!」
自分の経験と知識に酔いしれていた
とこの時点では。。。。

26キロ地点で
急激な腹痛が襲ってくる
これはもうデカすぎて、2XUのデカ目のギャザーも決壊するクラスの腹痛だった

沿道のガソリンスタンドの応援おっちゃんに
「おっちゃんうん○貸してくれ!」とわけのわからない事をいってダッシュで出して20秒後に戻ってきた頃には

プリチョゲフォーメーションはもうはるか前方にいってしまった。。。。

ここから一人で3分30で粘るのだが
完全に体感的には3分20くらいになってしまう
風を受けて進まず体力だけが奪われる

他人を支配したと勘違いしたり馬鹿なこと言ってる私に天罰が下った流れだ

32キロの追い風ゾーンまでなんとか耐え忍び
前方にケツチョゲフォーメーションを視界に捉えつつ

トイレを貸してくれたおっちゃんにお礼を言う
追い風を受けながら前方を目指す

はるか遠くに私がこのブログで勝手に
銀髪がカッコイイので片翼の天使セフィロスと呼んでいるヒラカキウチさんが好調に集団から飛び出すのが見えた!

坐骨神経痛でずっと故障されていたから、嬉しいが走る前におしゃべりしたら今年もダメやみたいな事を広島弁で言っていたのに!嘘つきである(笑)

メテオ並みに乗っているセフィロスを倒して
私がセフィロスのコピーから作られたセフィロスコピーの失敗作ではない事を証明しないといけない
私はザックスではないはずだ!

3分35くらいで
前を目指していると
34キロで長身の若者が私に追いすがってついてくる

奈良マラソン2021の参加ティシャツで出場している
背中が俺に言っている
「私は先週もフルマラソン走ったんだがあんたより速いぜ?」なんて嫌味なんだ!私も張り合って隣に並ぶ

俺も前にわざと出て引っ張る
「いいぜ!相手になってやる!命一緒に削ろうや!」

喋りはしないが絶対にそう伝わるはずだ

この39キロまでの3分40くらいでの競り合いが本当に幸せの極地だった

こういう削り合いに付き合ってくれるバカがいるからフルマラソンは辞められません

後から気づいたら奈良の知り合いのニシヤマくんだった。。。

今回はトイレロスもあり

2時間29分にてゴール

もちろんタイムにはまだまだ上を狙いたいので不安なんですが、別大に向けて上げていきたいですね!

そしてやっぱりフルマラソンが楽しくて仕方なかった

コメント

タイトルとURLをコピーしました