先日は在宅ワーク終わりに
近所の淀川河川敷で1000mx5ポイント練 ソロでやりました。
しかし河川敷は風が強い!
向かい風が強くて後半風に押されてしまい
1000mのラップが
3′05
06
05
09
09
と低調な感じに終わってしまいました。
これは競技場でポイント練しても3分くらいならいけそうなので悪い数字で、特に後半の失速が気になりました。
このなかなかの強風をあとからガーミンで確認しますと
後半向かい風で風速13mもあった事がわかりました。
でも追い風の分があったんじゃない?と思いますが
昔から風の強いレースでは 向かい風の分=追い風の分 で相殺されるほど
楽に感じることが全くありませんでした。
風対策が必要とされる関西のフルマラソンのレースはこれまで特に風圧を感じたものでは★→風圧難易度 多いほどしんどい
加古川マラソン→★★★★河川の吹きおろしで兵庫の12月の寒い風が強い
福知山マラソン→★★20キロ以降の山間部からの吹きおろしで集団がベター
口熊野マラソン→★★★後半、15~30キロ山奥山間部の吹きおろし
びわ湖毎日マラソン→★★平津峠越え後の向かい風比叡山吹きおろし 28~34キロ
それでは実際のところどれほどの空気抵抗が身体に生じているのでしょうか?
ここで具体的な値を知るために
空気抵抗計算をしてみましょう。
空気抵抗に関して
いわゆる空気抵抗計算 R=空気抵抗(kg)
R=0.056V^2×A
で求められる。
V=走行速度 キロ3分として時速20キロ 5.56m/s
A=身長(1.6m)x0.15 2乗
V=
V=1.7311x0.384=0.664kg
つまり私の場合でキロ3分で走った場合
それだけでの空気抵抗は0.664㎏生じている
風速13m/sということは
5.56m/S で走っていることの3倍以上の空気抵抗が生じており
2㎏ くらいは自分にかかっていたことになることになる。
Vの2乗なので風による風圧は鼠算式に上がっていたはず
そう考えると、向かい風で思い切り減速するのに、追い風の時は対したプラスに働かないのは、そもそも自分がキロ3分で走ることで5.56m/s の風速を生み出しているので
引き算をしても追い風の時は対した差が広がらず、向かい風の場合、風圧に対してぶつかるのでより大きな抵抗が生じているといえるわけである
さらにもっともっとこの結果を強く言いますと
私たち中長距離トラックランナーにとって競技場に風があることのメリットは完全にゼロどころかマイナスしかないことがわかりますね。追い風がなんの意味もなくて向かい風が大きくデメリットなわけです。
ということで今回の結論としては
中長距離のような周回するスポーツでは好記録を狙う場合、風ができるだけないトラックを選びなさい!ということで・・・・
文系のくせにこういううんちく考えるのすごく好き・・・・
お仕事もロボット工学とか電気設計とかの商品売る仕事だからね
6月8日の練習
20キロジョグ
6月9日の練習
1000mx5
12キロジョグ
6月10日の練習
55キロ自転車
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